マンマ鍼灸師　45歳　なんで鍼灸師になったのか①？

昔々、かれこれ18年ほど前、

1人のビビりの女性が子供を授かりました。

中学生の頃から

将来の夢は？

「お母さん！」

と、答えていた彼女は、

５人子どもを産みたいと産む前から願うほど

子どもを産み育てる事を夢見る女の子でした。

そして、ようやく授かったお腹の子を、

出来る限り無事に産みたいと

健康法を色々ネットで調べ上げはじめました。

健康食品を試し、添加物に気をつけ、

出来るだけ自然なものを

体内に取り込むように心がけ

ヨガを始めてみたり、

若いお母さんが試してみるようなことは

一通りやってみました。

無事に生まれなかったらどうしよう…

何か起こったらどうしよう…

全部私のせいやんね…

怖い… 怖い…

とにかく、とにかく彼女＝私は

ビビりやったのです。

出産予定日から一週間後…

明日には妊娠促進剤で入院だと言われたその日、

もちろん

妊娠促進剤にもビビり散らかした私は

（実際、初出産も怖い、陣痛も怖い、

とにかく妊娠に関わる全てに超ビビり倒していた。

促進剤という言葉に、ただ怯えていた妊婦でした）

38週を超えたあたりから始めていた産前ウォーキングで

いつものように3時間ほどかけて

隣の区まで徘徊しまくり

必死に妊婦友達と歩き回り

それでもまだ生まれてくる気配がないことに

正直、絶望してました。

今思えば、産まれてくれるだけで、

なんでもオールオッケーじゃん！イエーーーーイ

と思うのですが、

その当時は、

とにかく、陣痛が怖かった。

とにかく、出産も怖かった。

今思えば、そんな陣痛&出産の緊張で

身体がガチガチに固まってたんやと思います。

そんな子羊のようにプルプルした瞳の私に

超ベテランの助産師さんが

「最後の手段‼︎」と、

テルミーを全身にかけてくれました。

何されるんやろうと

またまた不安に駆られた私でしたが

その心地良さにウットリしたのを

今でも覚えています。

あの時のお線香の匂いと

暖かく肩から全身なの力がスッと抜けていく感じ…

すごく体が楽になった。

その日の深夜、無事に陣痛が来て

翌日の晩、長男を出産しました。

私が、東洋医学の効果を

初めて体感したのが

この長男のお産でした。

でも、

実際に生活に取り入れるようになったのは

少し後の話になります。

それは、

長男が産まれて、少しして

幼い頃から、ずっと

私の精神的な支えになってくれていた

祖母の癌が発覚からでした。

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